若い方の淑女(わかいほうのしゅくじょ、The Younger Lady)は、1898年に王家の谷KV35英語版墳墓内で、考古学者ビクター・ロレット英語版によって発見されたミイラに付けられた非公式の名称[1]。ミイラはまた、KV35YL(「Younger Lady」の「YL」)と61072とも呼ばれており[2]、現在カイロエジプト考古学博物館に所蔵されている。近年のDNA鑑定によって、このミイラはファラオであるツタンカーメンの母親であり、ファラオのアメンホテプ3世と女王ティイの娘であることが確認されている。このミイラは女王ネフェルティティのものであったという初期の推測は誤っていたことが証明された[3]

若い方の淑女
KV35から採掘されたミイラの横顔。

埋葬 テーベ王家の谷KV35英語版
父親 アメンホテプ3世
母親 ティイ
配偶者 アメンホテプ4世
子女
ツタンカーメン
信仰 古代エジプトの宗教
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参考文献編集

  1. ^ Reeves, Nicholas. Wilkinson, Richard H. The Complete Valley of the Kings. p100. Thames & Hudson. 1997. (Reprint) ISBN 0-500-05080-5
  2. ^ Smith, G. Eliot. The Royal Mummies p.117 Duckworth Publishers, 2000
  3. ^ “Ancestry and Pathology in King Tutankhamun's Family”. JAMA 303 (7): 638–47. (February 2010). doi:10.1001/jama.2010.121. PMID 20159872. 

関連項目編集