星あかり

日本の児童文学作家、養護学校教諭
荒木智子から転送)

星 あかり(ほし あかり、本名:荒木 智子(あらき ともこ)、1956年 - )は、日本児童文学作家養護学校教諭兵庫県生まれ[1][2]日本児童文芸家協会会員。

星 あかり
ペンネーム 星 あかり
荒木 智子
誕生 1956年(67 - 68歳)
日本の旗 日本兵庫県
職業 作家
国籍 日本の旗 日本
最終学歴 立命館大学文学部文学科卒業
ジャンル 児童文学
ノンフィクション
主題 養護学校児童・家族
ウィキポータル 文学
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来歴 編集

1979年立命館大学文学部文学科卒業[3]中学校国語教師を経て、加古川市立加古川養護学校に勤務[1]

1994年、『なっちゃん、おもいっきり!』で第2回小梅童話賞優秀賞を受賞し、1995年刊行の『銀河鉄道からす座特急』(ポプラ社)に収録[1][2]

養護学校での実体験をもとにノンフィクションや児童文学を執筆。亡くなった教え子たちをモデルに、知的障害筋萎縮症を抱えた妹と健常者の双子の兄の話を書いた児童書『もも子・ぼくの妹』は[4]、2003年に『もも子、かえるの歌がきこえるよ。』として長編アニメーション映画化された[3]

同年に養護学校の卒業生とその家族をモデルに創作した物語を児童書『大ちゃん』として刊行し、こちらも2007年に『大ちゃん、だいすき。』として長編アニメーション映画化された[2][5]

著書 編集

児童書 編集

ノンフィクション 編集

脚注 編集

  1. ^ a b c 荒木 智子・浦野 明美『晃一くんの桜吹雪――人工呼吸器をつけた少年と母の夢』”. 立命館大学生存学研究所. 2021年2月25日閲覧。
  2. ^ a b c スタッフ”. 長編アニメーション映画「大ちゃん、だいすき。」. 2021年2月25日閲覧。
  3. ^ a b 星あかりさん(荒木智子:S54文)の児童書を原作にアニメ「もも子、かえるの歌が聞こえるよ」が完成!!”. 校友会NEWS. 立命館大学校友会 (2003年7月18日). 2021年2月25日閲覧。
  4. ^ もも子・ぼくの妹”. 大日本図書. 2021年2月25日閲覧。
  5. ^ “養護学校教諭が参加し 映画作り”. 読売新聞. (2007年7月2日). オリジナルの2007年7月4日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20070704214256/http://www.yomiuri.co.jp/iryou/news/kyousei_news/20070702ik04.htm 2021年2月25日閲覧。