菊地宥清

明治時代の写真家、華道家

菊地 宥清(きくち ゆうせい、1853年嘉永6年) - 1909年明治42年))は、明治時代の写真家華道家。華道家としての号は秋月庵[1]。北海道旭川で最初の写真館を開業し、日露戦争に従軍した写真師中鉢直綱は甥。

経歴・人物 編集

同じ写真師である菊地新学の子として山形に生まれ、父および二見朝隈から写真の技術を学んだ[1]。後に上京し、撮影に専念する[1]

1885年(明治18年)、故郷の山形に所在する菊地一族が開設した記念館において、宥清が撮影した写真を展示した別館を開設した[1]。後に華道家としても活動する[1]。子に菊地清がいる[1]

脚注 編集