董白
中国後漢末期の女性。
初平元年(190年)、祖父の董卓が長安への遷都を行った際、董白はまだ15歳未満で簪も挿して(=成人して)いなかったにもかかわらず、渭陽君に封ぜられ、領地を与えられた[1]。領地受領の際は都尉や中郎将らを従え、従父の董璜(董卓の甥)より印綬を与えられた[2]。
没年についても記述は残っていないが、王允による董氏誅滅の際には、90歳になる董卓の母(董白にとって曾祖母)も他の一族同様に処刑されたという記述を見る限り、この時に他の一族同様に処刑されたと推測される。
小説『三国志演義』には登場しない。
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