蕭観音奴(しょう かんのんど、生没年不詳)は、(契丹)の軍人は耶寧。

経歴 編集

王蕭搭紇の孫にあたる。統和12年(994年)、右祗候郎君班詳穏となり、奚六部大王に転じた。

統和22年(1004年)、聖宗が親征して北宋を攻撃すると、蕭撻凜とともに先鋒をつとめ、祁州を降し、徳清軍を落とした。統和23年(1005年)、同知南院事となった。

伝記資料 編集