薄明視(はくめいし)とは、明所視暗所視の組み合わせであり、光量が少ないが完全な暗黒ではない状況で用いられる。

目の桿体細胞のはたらきにより青色に近い波長域で視感度が高くなり、錐体細胞のはたらきにより色覚が可能になる。このため、暗がりでは花などの青みがかった色が鮮明に見えるようになる。

人間の目は0.034 cd/m2以下では完全に暗所視を用い、3.4 cd/m2以上では完全に明所視を用いている。

関連項目 編集

参考文献 編集