藤原時明

日本の平安時代の貴族

藤原 時明(ふじわら の ときあきら)は、平安時代中期の貴族藤原北家魚名流、摂津守藤原佐忠の子。官位正五位下山城守

 
藤原 時明
時代 平安時代中期
生誕 不明
死没 長徳4年(998年)?
官位 正五位下山城守
氏族 藤原北家魚名
父母 父:藤原佐忠、母:不詳
兄弟 時明時貞
藤原忠君の娘
頼任
テンプレートを表示

経歴 編集

円融朝六位蔵人刑部少丞を務める。その後、一条朝初頭にかけて上野介和泉守と地方官を務めた。正暦2年(991年)頃に皇太后宮進および東三条院別当として、一条天皇国母であった藤原詮子に仕え、この頃には右衛門権佐も兼帯している。

のち、大和守山城守と地方官を歴任し、位階正五位下に至る。長徳4年(998年)頃に卒去したか。

官歴 編集

系譜 編集

尊卑分脈』による。

脚注 編集

  1. ^ 『親信卿記』
  2. ^ a b 『尊卑分脈』
  3. ^ a b 『小右記』
  4. ^ 『二中歴』
  5. ^ 『左経記』万寿3年正月19日条
  6. ^ a b 『朝野群載』533頁

参考文献 編集