歯と口の健康週間(はとくちのけんこうしゅうかん)は、厚生省(現:厚生労働省)、文部省(現:文部科学省)、日本歯科医師会1958年から実施している週間である[1]。2013年からは日本学校歯科医会も主催団体に加わった[2]。毎年6月4日から6月10日までの1週間[1]

1928年から1938年まで日本歯科医師会が、「6(む)4(し)」に因んで6月4日に虫歯予防デーを実施していた[1]。1939年から1941年まで「護歯日(5月4日)」、1942年に「健民ムシ歯予防運動」として実施し、1943年から1947年までは中止された。1949年、これを復活させる形で口腔衛生週間が制定された[1]1952年口腔衛生強調運動1956年に再度口腔衛生週間に名称を変更し、1958年から歯の衛生週間、そして2013年から現在の歯と口の健康週間になっている[1]

の衛生に関する正しい知識を国民に対して普及啓発するとともに、歯科疾患の予防処置の徹底を図り、併せてその早期発見、早期治療を励行することにより歯の寿命を延ばし、国民の健康の保持増進を寄与することを目的としている[1]

脚注 編集

  1. ^ a b c d e f 歯と口の健康週間”. 日本歯科医師会. 2014年11月8日閲覧。
  2. ^ 約50年ぶりに名称変更「歯の衛生週間」から「歯と口の健康週間」へ 「歯の衛生週間」の名称等変更について(発表)』(プレスリリース)厚生労働省、2013年5月2日https://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/2r98520000032898.html2014年11月8日閲覧 

関連項目 編集

外部リンク 編集