西山 孝之(にしやま たかゆき、1930年 - 1987年)は、札幌ラーメンの麺の製造者。西山製麺の創業者。

人物

編集

富山県八尾町出身。従兄弟の西山仙治1947年(昭和22年)に開業した『だるま軒』の麺製造に1950年(昭和25年)4月より従事する[1][2]。他のラーメン店にも麺について人気が出てきて西山孝之が1953年(昭和28年)8月に『西山製麺』を設立[2]

1955年(昭和30年)1月、卵入り多加水熟成製法を採用し、コシが強い札幌ラーメンの麺として定着する『縮れ麺』を開発。大宮守人が経営する『味の三平』で、味噌ラーメンに合った麺ということもあり始めに採用され、後に札幌ラーメンの麺として定着することとなる。

1963年(昭和38年)12月、会社組織として西山製麺株式会社を設立。1965年(昭和40年)1月、西山製麺の本州のラーメン店にも出荷を開始。

脚注

編集