西山愛宕神社

山形県新庄市下西山にある神社

西山愛宕神社(にしやまあたごじんじゃ)は、山形県新庄市下西山にある神社である。旧社格は無格社。

西山愛宕神社
所在地 山形県新庄市十日町6720
位置 北緯38度46分37秒 東経140度16分43秒 / 北緯38.77694度 東経140.27861度 / 38.77694; 140.27861 (西山愛宕神社)座標: 北緯38度46分37秒 東経140度16分43秒 / 北緯38.77694度 東経140.27861度 / 38.77694; 140.27861 (西山愛宕神社)
主祭神 愛宕神
社格 無格社
創建 不詳
地図
西山愛宕神社の位置(山形県内)
西山愛宕神社
西山愛宕神社
西山愛宕神社 (山形県)
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西山愛宕神社の位置(日本内)
西山愛宕神社
西山愛宕神社

祭神 編集

火防の神である愛宕神を祀る。御神体は馬に乗った神の木像とされる。

由来 編集

この神社は、新庄市の西郊、下西山集落の裏山にある。愛宕神社として火防のみならず、下西山地区の鎮守として、地域の人々に大切にされている。

この神社は、社伝によると、東国武士であった、清海の子孫によって建立されたと伝えられている。

それによると、清海は大坂の陣に出陣した折、誤って観音菩薩像を敵兵もろとも斬ってしまい、戦後、それを悔いて剃髪し、京都愛宕山白雲寺愛宕大権現を奉じ、常陸国に住み着いた。

そこで当時常陸松岡藩を領していた戸沢政盛に召抱えられ、やがて、戸沢政盛の国替えにしたがって新庄藩領へと移った。谷地郷(現村山市大久保)に住み着き、清海は当地で没した。後年、彼の子孫が下西山に移住した際に、当神社が建立されたとされる。

境内 編集

標高126mあまりの小山全体が境内である。神社の入口に鳥居があり、石段を上った山頂に流造本殿が存在する。参道の左右に杉の巨木が鎮座している。

交通アクセス 編集

新庄駅前から鮭川村営バスで西山バス停下車徒歩3分程度だが、バスの本数は少ない。

関連項目 編集