西田良子

日本児童文学研究者

西田 良子(にしだ よしこ、1931年2月5日 - 2018年7月10日[1]は、日本児童文学研究者

経歴

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福岡県大牟田市に生まれる。福岡県立大牟田高等女学校に入学。戦後、学制改革により福岡県立大牟田北高校を卒業。 1954年、熊本大学法文学部文学科を卒業。卒業論文は「児童文学論」。同年、早稲田大学大学院文学研究科日本文学専攻に入学。修士論文は「赤い鳥研究」。1956年早稲田大学大学院日本文学博士課程満期退学。 1956年、国語学者西田直敏と結婚後、一男一女をもうける。1965年、夫の北海道大学文学部助教授就任に伴い、北海道札幌市に移住。北海道の各大学の非常勤講師を務める。 1982年、國學院女子短期大学(現國學院大學北海道短期大学部)助教授、1984年、大阪国際児童文学館総括専門員、業務室長を経て、1991年、大谷大学教授[2]。2002年定年退任。2010年、これまでの業績に対して日本児童文学学会特別賞受賞した。[3]

著書

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  • 鈴木三重吉の感覚的世界 『赤い鳥』をめぐって』森の仲間 1973
  • 『日本児童文学研究』牧書店 1974
  • 『明日を考える文学 日本児童文学に描かれた女性像』札幌市教育委員会社会教育課 1976
  • 『現代日本児童文学論 研究と提言』桜楓社 1980
  • 『明日を考える文学 日本児童文学にみる女の歩み』もく馬社 1981
  • 宮沢賢治論』桜楓社 1981
  • 『宮沢賢治 その独自性と同時代性』翰林書房 1995
  • 『宮沢賢治読者論』翰林書房 2010

共著編

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  • 『現代日本語』西田直敏共著 白帝社 1974 のち桜楓社
  • 『日本語の使い方 話し方と書き方の常識』西田直敏共著 創元社 1991
  • 『宮沢賢治を読む』編 創元社 1992
  • 『宮沢賢治「銀河鉄道の夜」を読む』編著 創元社 2003

脚注

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  1. ^ 『大阪国際児童文学館を育てる会会報』第121号、2018年11月
  2. ^ 「私の歩み」『西田良子髄質集』1996年2月17日、TAMA出版
  3. ^ 『現代日本人名録』