谷川 貞夫(たにがわ さだお、1900年4月20日[1] - 1989年12月22日[2])は、日本の社会事業家。

経歴

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神戸市生まれ。1930年東京帝国大学文学部哲学科中退。1962年まで愛隣団セツルメント指導員、1925-48年愛隣中学校校長、1937-61年吾嬬幼稚園園長、1933-47年愛隣小学校校長、1946-79年日本社会事業大学教授。1956-61年西南学院大学教授兼任、1967-78年常磐学園短期大学教授兼任[3]。愛隣館セツルメント総主事、社会事業研究所長。1952-1973年社会福祉法人愛の友協会(千葉県長生郡)初代理事長として、障がい者福祉に尽力。

編著書

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  • 『愛隣團事業報告 自大正十五年四月至昭和二年三月』編 日暮里愛隣團 1928
  • 『日本メソヂスト社會事業概要』基督教出版社 1933
  • 『ケース・ウヮーク要論』日本社会事業協会 社会事業テキスト 1949
  • 『ヴォランティア・サーヴィス 篤志奉仕者の活動』群馬縣民生委員連盟 1950
  • 『コンミュニティ・オーガニゼーション概説』福祉春秋社、1951
  • 『社会奉仕とグループ活動 奉仕事例の手がかりとして』日本赤十字社 1967
  • 『ボランティアサービス』日本生命済生会 ボランティアシリーズ 1966
  • 『社会福祉事業論稿 福祉実現への途を求めて』緑蔭書房 1983
  • 『社会福祉序説 戦前、戦中、戦後の軌跡』全国社会福祉協議会 1984

共編著

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論文

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脚注

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  1. ^ 『「現代物故者事典」総索引 : 昭和元年~平成23年 2 (学術・文芸・芸術篇)』日外アソシエーツ株式会社、2012年、684頁。
  2. ^ 『人物物故大年表』
  3. ^ 『社会福祉序説』年譜