牧 賢一(まき けんいち、1904年 - 1976年2月5日[1])は、日本の社会事業家。鹿児島県鹿児島市生まれ。東京外国語学校病気中退。1925年丸山ちよの西窓学園に職員として勤務、1935年中央社会事業協会へ転じ、大政翼賛会厚生部、戦後は日本社会事業協会常務理事、1951年全国社会福祉協議会初代事務局長、関東学院大学教授。1975年勲四等旭日小綬章受勲。

著書 編集

  • 『勤労母性保護』東洋書館 1943年
  • 『コミュニティ・オーガニゼーション概論 社会福祉協議会の理論と実際』全国社会福祉協議会 1966年

共著 編集

  • 『現代社会事業要論』谷川貞夫共著 社会事業叢書 常磐書房 1941年
  • 『アメリカ社會事業瞥見』池川清共監修 黒木利克著 日本社会事業協会 アメリカ社会事業シリーズ 1949年

翻訳 編集

  • エステル・シルヴィア・パンカースト『母を救へ 母性保護教程』磯村英一共訳 東治書院 1933年

参考 編集

  • 『コミュニティ・オーガニゼーション概論』著者紹介 
  • 牧賢一先生略年譜・著書 (渡部一高・牧賢一先生追悼特集) 関東学院大学文学部紀要 1976年

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  1. ^ 読売新聞訃報