(が)は、漢姓のひとつ。『百家姓』の70番目。

各種表記
繁体字
簡体字
拼音
注音符号 ㄏㄜˋ
ラテン字 He
広東語発音: Ho6
上海語発音: Wu3
台湾語白話字
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中国の姓 編集

2020年の中華人民共和国第7回全国人口調査中国語版国勢調査)に基づく姓氏統計によると中国で85番目に多い姓であり、294.33万人がいる[1][2]。一方、台湾の2018年の統計では第143位で、5,572人がいる[3]

由来 編集

賀氏はもと慶氏であり、桓公の孫(斉侯無詭の子)にあたる慶克を祖とする由緒正しい氏であったが、のちに後漢安帝の父である清河孝王劉慶の名を避諱して、意味の近い「賀」に改めたという[4]

また、鮮卑の賀頼氏・賀蘭氏が賀氏を名乗った(賀訥献明賀皇后など)[5]。賀氏は北魏の八姓のひとつであった。

著名な人物 編集

朝鮮の姓 編集

各種表記
ハングル
漢字
発音:
日本語読み:
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(ハ、: )は、朝鮮人の姓の一つである。2015年の韓国国勢調査による人口は40人[6]

氏族 編集

2015年の韓国の国勢調査によると、素砂賀氏は5人、残りの35人の本貫は不明である[6]

脚注 編集

  1. ^ 中国信息报 2022年11月11日 2版 - “百家姓”规模及其占全国总人数比重” (中国語). 中国信息报 (2022年11月11日). 2023年2月11日閲覧。
  2. ^ “百家姓”人口占全国人口比重达84.55%” (中国語). 中国信息报 (2022年11月11日). 2023年2月11日閲覧。
  3. ^ 全國姓名統計分析”. 中華民国内政部. p. 281 (2018年10月). 2023年1月19日閲覧。
  4. ^ 三国志』呉書・賀斉伝の注に「虞預晋書曰:賀氏本姓慶氏。斉伯父純(中略)避安帝父孝徳皇諱、改為賀氏。」という。
  5. ^ 魏書』官氏志「賀頼氏、後改為賀氏。」「北方賀蘭、後改為賀氏。」
  6. ^ a b KOSIS”. kosis.kr. 2022年11月27日閲覧。

関連項目 編集