追悼のざわめき
『追悼のざわめき』(ついとうのざわめき)は、松井良彦監督・脚本による1988年の日本のドラマ映画。
追悼のざわめき | |
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監督 | 松井良彦 |
脚本 | 松井良彦 |
製作 | 安岡卓治 |
出演者 | 佐野和宏 |
音楽 | 菅沼重雄 |
撮影 |
手塚義治 村川聡 井川義之 |
編集 |
高島健一 緒方達也 鐘門律知 佐々木宏 |
製作会社 | 欲望プロダクション |
公開 | 日本 1988年5月28日 |
上映時間 | 150分 |
製作国 | 日本 |
言語 | 日本語 |
キャスト
編集製作
編集1983年頃、松井良彦は本作の脚本を書き上げる[1]。しかし、当時は誰もが映像化不可能と考えており、寺山修司は「この脚本が映画になれば、スキャンダルを起こすだろう」と語っていた[1]。1986年に完成するまで、製作に3年の歳月を費やした[2]。
上映
編集1988年、中野武蔵野ホールにて公開される[2]。以後、2004年の閉館まで、同館で毎年5月に上映されていた[2]。本作は、同館で最高の観客動員数の記録を打ち立てた一方、激しい論争を起こした[3]。2007年には、デジタル・リマスター版が日本全国で上映された[2]。
脚注
編集- ^ a b Schönherr, Johannes (2006年9月13日). “Noisy Requiem”. Midnight Eye. 2015年8月7日閲覧。
- ^ a b c d Wing-sze, Lee (2008年1月24日). “Also showing: Yoshihiko Matsui”. South China Morning Post. 2015年8月7日閲覧。
- ^ Schilling, Mark (2008年2月29日). “Yoshihiko Matsui: The return of the underground king”. The Japan Times. 2015年8月7日閲覧。