この記事は検証可能な参考文献や出典が全く示されていないか、不十分です。出典を追加して記事の信頼性向上にご協力ください。 出典検索?: "透過率" 光学 – ニュース · 書籍 · スカラー · CiNii · J-STAGE · NDL · dlib.jp · ジャパンサーチ · TWL(2012年6月) |
透過率(とうかりつ、英語: transmittance)または透過度(とうかど)とは、光学および分光法において、特定の波長の入射光が試料を通過する割合である。
可視光と近赤外線についてのルビーの透過率。緑から青にかけて2つの幅広い吸光帯があり、694nm という波長にも狭い吸光帯がある。後者は
ルビーレーザーの波長である。

ここで、
は入射光の放射発散度、I は試料を通過した光の放射発散度である。試料の透過率は百分率で示すこともある。
透過率は吸光度 A と次の関係にある。

あるいは、自然対数を使うと、次のようになる。

この式とランベルト・ベールの法則から、透過率は次のようにも表せる。

ここで
は吸収係数、
は経路長である。
光学材料では、表面(界面)で光が反射されるため、素材自体の透過率のことを内部透過率、界面をふくめた全体の透過率を外部透過率と呼ぶ。