酒井米輔

江戸時代の浮世絵版画の彫師

酒井 米輔(さかい よねすけ、生没年不詳)は江戸時代浮世絵版画彫師

略歴 編集

米助ともいい、牛込御納戸町に居住していた。曲亭馬琴の『近世物之本江戸作者部類』には「剞劂の良工なり、(かしらほりといふものにて、読本の綉像に初めて微妙の力を尽せしは水滸画伝より他、其人物のかしらは、みな米助が細工なり)」とある。葛飾北斎読本の彫りを担当している。

作品 編集

  • 葛飾北斎 『新編水滸画伝』 読本 曲亭馬琴作 文化3年(1806年)
  • 葛飾北斎 『標註そのの雪』 読本 曲亭馬琴作 文化4年(1807年)

参考文献 編集