野村恭彦
日本の実業家
野村 恭彦（のむら たかひこ）は、日本の実業家。ファシリテーター。株式会社フューチャーセッションズ代表取締役社長。金沢工業大学 教授（KIT虎ノ門大学院）。国際大学GLOCOM主幹研究員。
略歴 編集
慶應義塾大学大学院 理工学研究科 開放環境科学専攻 後期博士課程修了。富士ゼロックス株式会社で「ドキュメントからナレッジへ」の事業変革ビジョンづくりを経て、2000年に新規ナレッジサービス事業KDIを自ら立ち上げる。
2012年6月、企業、行政、NPOを横断する社会イノベーションをけん引するため、株式会社フューチャーセッションズを立ち上げる。
2013年から金沢工業大学 虎ノ門大学院 教授[1]。2016年から「渋谷をつなげる30人」プロジェクトをスタート。渋谷区内の企業や行政の人々が集まり、社会課題を考える取り組みとして注目が集まる[2]。
人物 編集
日本国内で、フューチャーセンターを広めた人物でもある。フューチャーセンターとは、未来思考で対話し、変化を起こして行くための場。そのために、多様性豊かな参加者を招き、社会的課題解決のためのビジネスモデルを考えたり、参加者同士のつながりを促進させる開かれた場所として東京都内などで行政やNPO法人などと取り組んでいる[3]。2012年11月にはシブヤ大学で80名の参加者と対話イベントを開催[4]。2017年にはNPOグリーンズ とグリーンドリンクス渋谷を開催し、市民たちとの対話からアイデアを生み出し行政課題などの解決策などを発信している[5]。
著書 編集
単書
脚注 編集
- ^ “野村 恭彦”. 国際大学グローバル・コミュニケーション・センター. 2019年10月2日閲覧。
- ^ “人のつながりがつくる未来 「渋谷をつなげる30人」”. PROJECT DESIGN. 2019年10月2日閲覧。
- ^ グリーンズ, greenz jp. “新しい未来をつくる、新しい対話の場「フューチャーセンター」って知ってる？ [マイプロSHOWCASE]”. greenz.jp. 2019年10月2日閲覧。
- ^ シブヤ大学. “シブヤの“自分ごとの未来”を、“みんなの未来”に”. シブヤ大学. 2019年10月2日閲覧。
- ^ “「これからのシブヤ」について考える、カフェから生まれるアイデア | Our Stories | café 1886 at Bosch”. www.bosch-cafe.jp. 2019年10月2日閲覧。
- ^ Nomura, Takahiko,; 野村恭彦,. Urakata hodo oishii shigoto wa nai! : katagaki yori 10-bai yakudatsu "jimukyokuryoku" jissen kōza. Tōkyō. ISBN 9784833419192. OCLC 457132294
- ^ Fyucha senta o tsukuro : Taiwa o inobeshon ni tsunageru shikumi.. Nomura, Takahiko., 野村, 恭彦. Purejidentosha. (2012.4). ISBN 9784833420099. OCLC 820758111
- ^ Nomura, Takahiko.; 野村 恭彦. (2015.5). Inobēshon fashiritētā. Tōkyō: Purejidentosha. ISBN 9784833421324. OCLC 910950094