金魚鉢の中の金魚』(きんぎょばちのなかのきんぎょ、原題:Bocal aux poissons rouges)は、1895年リュミエール兄弟によって製作されたフランスサイレント映画である。リュミエール兄弟製作所の18番目の映画である。同じくリュミエールによって製作された、子供が金魚鉢の中をのぞき込む内容の「金魚釣り」(en:La Pêche aux poissons rouges)とは別の作品である(この映画は、ほぼ画面の全てが金魚で覆われている「金魚鉢の金魚」に比べて、より遠くから撮影されている)。「金魚鉢の金魚」は、特に光の影響と、魚の動きに価値がある。

この映画での光の描写法は、1964年カンヌ映画祭フリッツ・ラングにたいへんな影響を与えた。この短編映画は動物ジャンルに属する。この映画では、日常生活の場面と、曖昧な踊りの場面(「Danse Serpentine」あるいはChiens Savants に類似している)が映し出され、カラー技法を利用した最初の公開映画である。

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