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鎧甲勇士』(がいこうゆうし、ARMOR HERO)は、2008年に中華人民共和国の上海永旭文化(HEROBOX)と奥飛娯楽が共同制作した特撮変身ヒーロー番組である。全52話。

鎧甲勇士
各種表記
繁体字 鎧甲勇士
簡体字 铠甲勇士
拼音 kǎi jiǎ yǒng shì
発音: カイジャヨンシ
英文 ARMOR HERO(アーマーヒーロー)
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《鎧甲勇士》の劇場版《鎧甲勇士之帝皇侠》は2009年6月から9月に撮影、2010年の春節の間に上映された。テレビドラマの第二部《鎧甲勇士・刑天》は2011年に全60話放送された。

目次

概要編集

中国で作られた変身ヒーロー作品。火、水、木、金、土の五行思想を取り入れた中国的なストーリーである。 仮面ライダーシリーズに似ているとも言われるが、エンディングクレジットには「上海圓谷策劃公司(上海円谷)」との記載があり、スーツアクターや造形作家はウルトラマンシリーズを担当していた者も多い。 なお、エンディングクレジットに記載されている日本人は山本和宏、杉本末男、柴原孝典、角秀一、寺井大介の5名。

変身するヒーロー達は上海のTV局、東方衛視の男性オーディション番組「加油!好男児」の上位入賞者で、「東方之星」に所属していた俳優である。

ストーリー編集

暗帝は5人の幹部と52の手下を使って世界を汚染しようとしていた。火、水、木、地、金それぞれの村の末裔である5人の青年は村に伝わる光影石の力で鎧甲勇士に変身して悪に立ち向かう。

登場人物編集

鎧甲勇士編集

地球を守る五行の力を纏う戦士たち。全員が各属性の光影石を使える一族の末裔である。 なお、変身は腕のブレスレットによって行われるが、戦闘時の武装・必殺技はベルトのサイドパーツを回転させることで発動する。 右のパーツは一回目は基本的に射撃あるいは格闘補助の武装を召喚し、二回目の回転で主要武装を召喚する(1話では炎竜侠が通常と異なる形で最初から主要武装を召喚しているため、絶対ではないもよう)。また、投擲武装をもっている戦士の場合はそれを利用すると、サイドパーツの回転数が一回ずれる(補助武器→主要武器が投擲武器→補助武器→主要武器という具合に)。 また武装召喚・必殺技の際には目の前に光の壁のようなものが現れ、それに手をかざすことで効果が表れる(必殺技の場合は武器)。 必殺技は武器による技のあと格闘技による封印が行われる二段構えとなっており、他には見られない独特の演出がなされている。

炎竜侠・炘南(チンナン)-呉建飛(ウー・ジェンフェイ)
親を交通事故で亡くしているナイーブな性格の青年。戦士としての生き方とピアニストとしての生き方との間で葛藤している。 ピアノの腕は非常に良く、「幸福餃子館」でもその腕前を披露している。戦闘スタイルはカウンター気味な素早い攻撃を得意としており、防ぎながら素早く相手の懐にもぐりこみ拳を叩き込む。また、変身中は勢いよく手首を振る癖がある。必殺技は弓に似た双刃の武器「烈焔刀」による焔の斬撃「封魔斬」と、封印の掌底「火焔拳」。
風鷹侠・東杉(トウシャン)-郭帥(グォ・シュアイ)
ERP研究所の研究者。従兄弟の啓東が異能獣に狙われた事から自分が木村の末裔と知る。実直な性格でコンピューターの技術にも長けている。 変身後は高い跳躍力や素早さを生かしたスピーディな戦闘スタイルをとり、キックを主体として戦う。親指で鼻を撫でるようなしぐさを癖としており、他のキャラクターに比べて変身前でもそのしぐさをすることが多い。必殺技は籠手と一体化した剣「風鷹剣」から無数の疾風の刃を放つ「穿風刺」と封印のジャンプキックの「風鷹腿」。
黒犀侠・北淼(ベイミャオ)-柏栩栩(バイ・シュウシュウ)
普段は外車を乗り回すキザなエリート風の青年。訳あって影界の者を倒す事に異常に執着している。 変身後はその高い防御力を生かしひるむことなく相手に歩んでいく。また遠心力を利用した攻撃(裏拳フックパンチなど)を得意とする。変身後は手首を触るような癖がある。必殺技は重厚な矛先を持つ「流星槍」による螺旋回転突き「狂瀑扎」と封印の高速体当り「狂瀑頂」。
雪獒侠・西釗(シージャオ)-張超(チャン・チャオ)
界王の養子。炘南達と敵対するが、普段は友好的だがミステリアスな感じの青年。 獒はマスチフ犬の意味。変身後は黒犀侠以上に大柄な体躯と重装甲を誇るが、見た目に反して非常に素早く同時に見た目通りのパワフルさを持つ。戦闘中には首を動かす癖がある。
地虎侠・坤中(クンジョン)-秦炎仕(チン・イェンシ)
最後に変身出来ることが見出された、バスケットボールが趣味の最年少戦士。変身後は相撲の突っ張りのように掌底を中心としたパワフルな攻撃を得意とする。また戦闘中に叩くように掌を合わせる癖がある。必殺技は独特の形状をした剣「裂地刀」からくり出す斬撃「裂地劈」と、炎竜侠の火焔拳に似た「裂地掌」。

ERP研究室編集

美真(メイジェン)
ERP研究室の研究員の女性。鎧甲勇士達を発見し、敵との戦いをコンピューターでサポートする姉御肌の女性で、研究室をカモフラージュしているカフェのオーナーでもある。 
加魯博士
美真の兄、鎧甲召喚システムの開発者。太陽エネルギーの研究に長けている。  
神山老者
仮想戦闘システムの中にいるとらえがたい雰囲気の老人。5人に戦う技術と道理を教える。

幸福餃子館編集

惠姨(フェイイー)
炘南の叔母、幸福餃子館の女主人。バラエティ豊かな餃子を作って客に出している。死んだ姉の息子である炘南を心配している。
敬慈(ミンツー)
服飾デザインが得意な女の子。裕福な家の出身であるにも関わらず、その事を隠して幸福餃子館でアルバイトをしている。 
小蘭(シャオラン)
惠姨の娘。おしゃまな性格の女児。
向陽(シャンヤン)
孤児で小蘭の友達。極端に口数が少ない。火、水、木、地、金、全ての村の血を引いている。
小嵩(シャオソン)
雑誌「八天刑」の記者。取材対象として鎧甲勇士を追っている。

悪の勢力編集

影覇
序盤の黒幕。黒いローブを着ている。土村の末裔で地虎鎧甲に変身出来るが、悪の道に陥ってしまう。
丑将
影覇と界王の手下となってなにかと暗躍している顔の下半分を覆面で覆った男。
界王
中盤の黒幕。片目と片手が機械化されている。元々は科学者で研究中の事故で健康も地位も失い、落ちぶれたところを丑将に改造され界王となる。
氷児
界王配下の女戦士。西釗を監視している。北淼とは浅からぬ縁がある。
黒帝
終盤に登場。元は屑拾いの男。偶然魔霊石を見つけ、五行の悪魔を開放し自分の欲望を実現するために影界の支配者となる。

関連項目編集

外部リンク編集