鐵扇會
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鐵扇會(てっせんかい、英称:Tetsusenkai)は、1999年(平成11年)4月29日に結成された「サイバー憂国団体」[注 1]である。
解説
編集会長は、元木田蔵(初心者・元気だぞ)。
「昭和の日」制定運動、山西省残留日本兵問題、首相の靖国参拝問題、サッカーW杯日韓韓日呼称交換運動、日朝国交正常化反対運動などに取り組み、最盛期の2002年(平成14年)には200名近くの会員を擁した。電子メールを使った組織的な抗議や、マルチポストによる大胆な宣伝を展開したことでも知られ、ネット右翼のルーツの一つに数えられている[1]。
元来2ちゃんねる以前に遡る匿名掲示板文化を母体として生まれた経緯もあり、ブログやSNSといった個人を主体とする新たなネット媒体の興隆とともに組織としての活動を縮小し、2010年(平成22年)にWEBサイトを閉鎖した。現在では、その活動を後世に伝えるものとしてアーカイブズが公開されている。
脚注
編集出典
編集参考文献
編集- 伊藤昌亮『ネット右派の歴史社会学』青弓社、2019年8月14日。ISBN 978-4-7872-3458-2。