長谷寺 (高崎市)

群馬県高崎市にある金峰山修験本宗の寺院

長谷寺(ちょうこくじ)は、群馬県高崎市白岩にある金峰山修験本宗寺院である。山号は白岩山(しらいわさん)。本尊は十一面観世音菩薩で、坂東三十三観音第15番札所である。地名から白岩観音とも称される。

長谷寺

本堂
所在地 群馬県高崎市白岩3583
位置 北緯36度23分07.0秒 東経138度55分57.4秒 / 北緯36.385278度 東経138.932611度 / 36.385278; 138.932611座標: 北緯36度23分07.0秒 東経138度55分57.4秒 / 北緯36.385278度 東経138.932611度 / 36.385278; 138.932611
山号 白岩山
宗派 金峰山修験本宗(修験道
本尊 十一面観世音菩薩
創建年 不明
開山 役ノ行者
中興年 1580年
中興 世無道
別称 白岩観音
札所等 坂東三十三観音第15番
法人番号 7070005002202 ウィキデータを編集
長谷寺の位置(群馬県内)
長谷寺
長谷寺
長谷寺 (群馬県)
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本尊真言:おん まか きゃろにきゃ そわか

ご詠歌:誰も皆な祈る心は白岩の 初瀬の誓ひ頼もしきかな

歴史 編集

この寺の創建年代等については不詳であり、聖武天皇の勅願により徳道によって創建されたとも、行基十一面観音を刻んだとも伝えられる。最澄空海がこの寺を訪れたとも伝えられる。その後、源氏(鎌倉将軍家)をはじめ新田氏上杉氏などの信仰を得た。戦国時代1566年永禄9年)には武田信玄箕輪城を攻めたときに類焼したが、1580年天正8年)世無道によって再興された。古くから修験道の寺であったが、明治に入り一時天台宗に属することとなり、戦後現在の宗派となった。

文化財 編集

  • 群馬県指定文化財
    • 木造十一面観音立像(本尊)
    • 木造十一面観音立像(前立像)
  • 高崎市指定文化財
    • 白岩観音本堂、仁王門他

交通アクセス 編集

  • 高崎駅から群馬バス榛名湖行または室田行にてドドメキ下車徒歩35分又は同駅から群馬バス里見経由権田行下里見下車、下里見より高崎市コミュニティバス宮沢白岩線白岩観音北三叉路下車徒歩約5分
  • 信越本線群馬八幡駅から群馬バス榛名線鳥井沢下車、鳥井沢より高崎市コミュニティバス宮沢白岩線白岩観音北三叉路下車徒歩約5分

隣の札所 編集

坂東三十三観音
14 弘明寺 -- 15 長谷寺 -- 16 水澤寺

外部リンク 編集