陶静

陶 静 (タオ・ジン、 簡体字:陶静、1971年 - 1991年10月28日) は、中華人民共和国の麻薬密売人、女性犯罪者、女性死刑囚。

1991年に、陶静はボーイフレンドのために麻薬を運んでいたとして初めて逮捕された。取り調べ中、陶静はボーイフレンドのヤンのことを明かそうとはしなかったが、警察の逮捕に協力した。最終的には大量の麻薬を運んだとして死刑判決を受けた。

陶静
個人情報
生誕	1971年??月??日 中国・雲南省
死没	1991年10月28日 (20歳没) 中国・雲南省徳欽県
死因	銃殺刑による刑死
司法上処分
罪名	麻薬密売
刑罰	死刑（銃殺刑）
有罪判決	麻薬密売による死刑宣告

経歴

雲南省徳紅台金浦族自治州瑞麗県で生まれた。彼女には兄が1 人おり、4人家族であった。彼女の家庭は裕福でなく、 両親は森林農場で働く普通の労働者であったが、父親は 外で他の女性と頻繁に不倫していた。 母親は正直で卑怯な性格で、夫の浮気を止める術もなく、家で泣いたり喧嘩したりすることが多かった。陶静は幼少期のほとんどを両親の喧嘩に囲まれて過ごした。家では一日中喧嘩や口論が絶えなかったので、両親は当然陶静に費やすエネルギーがなかった。このため、幼い陶静は両親からの愛情を受けられず、彼女の性格や感情にも取り返しのつかない欠陥が生じた。

思春期に入ると陶静は非常に反抗的で自立心が強くなり、母親は気弱な性格で彼女を制止することが全くできず、言うことを聞かなくなった。同時に、タオジンの体にも変化が生じます。父親の遺伝子を受け継いだのか、は陶静は非常に美しく、学校中の注目を集める美女となる。しかし、陶静の成績はかなり良く、クラスで5番目以内に残るほどであった。

高校 2 年生のとき、陶静はクラスで 1 位の男の子に早くから恋に落ちました。実際、高校生の恋愛は早いのが一般的で、少数民族が多く風通しの良い徳紅では17、18歳で結婚することも珍しくない。

しかし、家庭の事情で長年愛情に恵まれなかった陶静は、この子犬のような愛を制御できなくなりました。陶静は少年と非常に親密な関係にあり、よく授業をさぼってデートに出かけていた。すべての親と同じように、タオ ジンの母親も子犬への愛を災難とみなし、タオ ジンの子犬への愛を知った後、何度も怒って叱り、一生懸命勉強するように言いました。

このようにして、陶静と彼女のボーイフレンドの成績は急落しました。大学受験のとき、陶静は大学に入学できず、彼氏は三流校にしか入学できなかった。しかし、陶静さんはまったく気にせず、それでも彼氏を追って彼の街に行き、別の人生を始めたいと考えていました。

しかし、現実はすぐに彼女に冷水を浴びせた。いつも誓いを立てていた彼氏が何も言わずに突然去ってしまい、彼女は何が起こったのか分かりませんでした。1か月後までに、彼女はその少年から、勉強が遅れて良い大学に入学できなかったことを訴える手紙を受け取りました。この出来事はタオ・ジンに深い衝撃を与え、彼女の心に新たな傷を与えた。大学進学も勉強もできなかったタオ・ジンさんは、働きに出ることを決意した。彼女の母親はこれに反対し、タオ・ジンさんにもう一年勉強をやり直すよう説得しましたが、結局のところ、タオ・ジンさんはまだ基礎がしっかりしていて、大学受験まであと十数点でした。しかし、タオジンさんはもう勉強したくなく、社会で働くことを決意していましたが、母親は彼女を説得できず、断念せざるを得ませんでした。

脚注

関連項目

• 中華人民共和国における死刑
• 麻薬