隔年結果(かくねんけっか)とは、着花あるいは着果の量が年次により大きく変動し、花や果実の量の多い成り年(表年)と量の少ない不成り年(裏年)を繰り返す現象[1][2]

解説編集

隔年結果がみられる植物にはカキリンゴウンシュウミカンなどがある[2]。その原因はよくわかっていないが、樹体内のジベレリンなどの植物ホルモンの影響、同化養分の競合などの生理的要因によると考えられている[2]

経済栽培の場合、着果負担樹勢を管理することで毎年の収量を平準化することができる。しかし、粗放的に栽培すると果樹はその年の栄養状態に合わせて着果する。そのため、ある年に多数の果実を成らせると翌年は反動で殆ど着果しないということが起こる。特に樹高が高く管理が困難な果樹にこのような傾向が見られる。

出典編集

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  1. ^ 金田初代『大きな写真でよくわかる!花と木の名前事典』2014年、305頁
  2. ^ a b c 江角智也. “果樹における隔年結果現象のメカニズム解明-花成関連遺伝子解析からのアプローチ”. 科学研究費助成事業データベース. 2019年8月26日閲覧。