雪号
雪号(せつごう)とは能楽シテ方観世流において、隠居後に名のる「雪」字を用いた雅号のこと。主として宗家および分家にしかゆるされず、弟子家の場合には特に流儀に功績のある者もしくは名手の誉れ高い者にかぎられる。
関連項目
編集- 観世黒雪(九世観世太夫)
- 石田少左衛門友雪
- 観世如雪(四世観世銕之亟清済)
- 観世紅雪(五世観世銕之亟清永)
- 観世華雪(六世観世銕之亟清実)
- 観世雅雪(七世観世銕之亟清房)
- 観世輪雪(二世観世喜之)
- 観世静雪(八世観世銕之亟静夫)
- 大西閑雪(大西鑑一郎)
- 大槻文雪(大槻富太郎)
- 橋岡雅雪(橋岡忠三郎)
- 生一綾雪(十一世生一左兵衛)
- 大江竹雪(五世大江又三郎)
- 杉浦友雪(杉浦義朗)
- 藤波紫雪(藤波順三郎)
- 片山幽雪(九世片山九郎右衛門)
- 関根祥雪(関根祥六)
- 野村幻雪(野村四郎、2021年)[1]
- 梅若桜雪(梅若善政→梅若六之丞→梅若紀彰→五十六世梅若六郎→二世梅若玄祥→四世梅若実)[2]
出典
編集- ^ “訃報:野村幻雪師”. 能楽マガジン Noh +(ノープラス). (2021年8月24日) 2022年9月12日閲覧。
- ^ “梅若実師、雪号および老分の称を許され「梅若桜雪(ろうせつ)」に”. 能楽マガジン Noh +(ノープラス). (2022年4月25日) 2022年9月12日閲覧。