青池愼一

日本の社会心理学者

青池 愼一(あおいけ しんいち、1942年6月3日 - 2020年1月27日)は、日本社会心理学者慶應義塾大学名誉教授。1987年「イノベーションのコミュニケーションプロセス分析」で社会学博士。専攻は、社会心理学普及学コミュニケーション学)。

来歴 編集

1966年慶應義塾大学文学部卒業[1]。1968年慶應義塾大学院社会学研究科修士課程修了[1]。1971年慶應義塾大学院社会学研究科博士課程修了[1]。慶應義塾大学文学部助手、助教授を務めた後、1986年、教授[1]宇野善康と共同監修で、エヴェリット・ロジャース『イノベーション普及学』(産能大学出版部、1990年)の翻訳も手がけた。2006年に定年退官し、名誉教授。その後、成城大学教授に就任し、2013年退職。

著書 編集

  • 『日常生活とコミュニケーション』(長尾真理, 山岸健, 清原慶子, 平野敏政共著、慶應通信) 1986年
  • 『要説人間関係論』(樹村房) 2003年
  • 『現代社会心理学 - 心理・行動・社会』(慶應義塾大学出版会) 2004年
  • 『ニュースの普及過程分析』(慶應義塾大学出版会) 2012年

翻訳 編集

  • 『消費者行動』(ペーター・D・ベネット, ハロルド・H・カサージアン、井関利明共訳、ダイヤモンド社) 1979年
  • 『イノベーション普及学』(エヴェリット・ロジャース、宇野善康共監訳、産能大学出版部) 1990年

出典 編集

  1. ^ a b c d 社会学研究科定年退職者略年譜・著作等目録 青池愼一教授」『慶應義塾大学大学院社会学研究科紀要』第63号、慶應義塾大学大学院社会学研究科、2006年、123-135頁、ISSN 0912456XNAID 120002187789