馬邈
(馬バクから転送)
三国志演義
編集羅貫中の小説『三国志演義』でも江油城を守っていたが、宦官の黄皓が専横する蜀漢に呆れ、妻の李氏には「魏軍が迫れば降伏するのが上策」と話していた。忠義を重んじる李氏から罵倒されると、馬邈は恥じ入り、返す言葉もなかった。
鄧艾の軍勢が迫ると戦わずして降伏。郷導官[2]に任命され、成都まで至る地図を献上する。一方で李氏は降伏を良しとせずに自殺。馬邈と対比するように烈女として称えられる[3]。
脚注
編集- ^ 陳寿撰、裴松之注『三国志』魏書 鄧艾伝 s:zh:三國志/卷28#鄧艾
- ^ 道案内の役人。ちくま文庫『三国志演義 7』333頁より。
- ^ s:zh:三國演義/第117回