馬場悠男
日本の人類学者
馬場 悠男(ばば ひさお、1945年[1] - )は、日本の人類学者。国立科学博物館名誉研究員・名誉館員。日本人類学会元会長。学位は医学博士(1983年、東京大学)[2]。専門は自然人類学。
経歴
編集東京都生まれ。東京都立新宿高等学校、東京大学理学部生物学科人類学課程卒業[3]。東京大学大学院理学系研究科修士課程修了、博士課程中退。千葉大学医学部助手、獨協医科大学助手・講師・助教授を経て、国立科学博物館人類研究部主任研究官・室長・部長、東京大学大学院理学系研究科生物科学専攻教授を歴任した[1]。人類形態進化学を専門とし、ジャワ原人の発掘調査に長年取り組んだ。また、国立科学博物館では新館の人類進化コーナーの監修[4]や特別展に多く関与した[1]。
脚注
編集- ^ a b c “第1回 馬場悠男(人類学):骨から探る人類史~思いやりの心を未来の子孫に向ける(提言編)”. Webナショジオ. 2019年2月20日閲覧。
- ^ “学位論文要旨詳細”. gakui.dl.itc.u-tokyo.ac.jp. 2024年1月10日閲覧。
- ^ “(旧)新宿高校PTA のホームページ”. dev.ed2.jp. 2024年1月10日閲覧。
- ^ “対談「人類学と子ども 脳の巨大化とともに長期化した子ども期」”. チャイルド・リサーチ・ネット(CRN). 2019年2月20日閲覧。