高ノ木神社(たかのきじんじゃ)は、兵庫県姫路市にある神社。

高ノ木神社
所在地 兵庫県姫路市花田町高木149
位置 北緯34度50分57.2秒 東経134度42分57.0秒 / 北緯34.849222度 東経134.715833度 / 34.849222; 134.715833 (高ノ木神社)座標: 北緯34度50分57.2秒 東経134度42分57.0秒 / 北緯34.849222度 東経134.715833度 / 34.849222; 134.715833 (高ノ木神社)
主祭神 聖神
社格 旧村社
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由緒 編集

播磨国風土記の「飾磨郡小川里」条「高瀬村」が高木の地と推定される。法華山から書写山に向かう巡礼道が石積山麓の北、松瀬(松ヶ瀬)で渡しになっていた。松瀬には当村はじめ九ヶ村に水掛かりの花田井の樋門がある。石積山は江戸時代の播磨鑑に高木古城跡とし「親方仁」の呼称を伝え、応仁の乱で播磨に入国した赤松政則が陣を構えた「石積城」「石積陳(陣)」と考えられる。「陰凉軒日録」に長享元年(1487年)閏11月29日条に石積城中一室で赤松政則の亡父33回忌の来賓への対応を記す。高木の村名は慶長年間に現れ、高木三社といって、高木鞣の祖とされる聖神を祀る聖神社(南の宮)、須佐ノ男神を祀る大将軍神社(中の宮)、菅原道真を祀る天満神社(北の宮)がある。聖神社は大正13年(1924年)地区改正事業に際し大将軍神社に合祀。昭和39年(1964年)天満神社に合祀され高ノ木神社となる。聖神・須佐ノ男神・天神の三座を祀り、境内社に菅原稲荷大神がある。境内には明治2年(1869年)の鳥居と石灯籠、昭和2年(1927年)の力石があり、力石奉納額が拝殿に掲げられている[1][2]

周辺 編集

  • 教福寺
  • 正楽寺

交通 編集

脚注 編集