高勢村

日本の鳥取県東伯郡にあった村

高勢村(たかせそん[1][2])は、鳥取県東伯郡にあった。現在の東伯郡三朝町の一部にあたる。

たかせそん
高勢村
廃止日 1907年10月1日
廃止理由 新設合併
高勢村賀茂村竹田村旭村
現在の自治体 東伯郡三朝町
廃止時点のデータ
日本の旗 日本
地方 中国地方山陰地方
都道府県 鳥取県
東伯郡
市町村コード なし(導入前に廃止)
総人口 690
(『角川日本地名大辞典 31 鳥取県』461頁、1901年)
隣接自治体 神中村小鹿村、賀茂村、竹田村、東竹田村
岡山県苫田郡上齋原村
高勢村役場
所在地 鳥取県東伯郡賀茂村大字鎌田(組合村役場)
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地理 編集

加茂川の上流域に位置していた[2]

歴史 編集

  • 1889年(明治22年)10月1日、町村制の施行により、河村郡小河内村、笏賀村、福吉村、柿谷村、鉛山村が合併して村制施行し、高勢村が発足[1][2]。旧村名を継承した小河内、笏賀、福吉、柿谷、鉛山の5大字を編成[2]。河村郡賀茂村組合村を結成し、組合村役場を賀茂村大字鎌田に設置[3]
  • 1896年(明治29年)4月1日、郡の統合により東伯郡に所属[2]
  • 1907年(明治40年)10月1日、東伯郡賀茂村、竹田村と合併し旭村を新設して廃止[1][2]。合併後、旭村大字小河内・笏賀・福吉・柿谷・鉛山となる[2]

地名の由来 編集

高勢権現を祀る太郎田屋敷の川向うに位置する高勢山にちなむ[2]

産業 編集

  • 農業

教育 編集

  • 1873年(明治6年)小河内小学校開校[4]。1887年(明治20年)小河内簡易小学校に改称[4]

脚注 編集

  1. ^ a b c 『市町村名変遷辞典』443頁。
  2. ^ a b c d e f g h 『角川日本地名大辞典 31 鳥取県』461頁。
  3. ^ 「賀茂村〈三朝町〉」『角川日本地名大辞典 31 鳥取県』255頁。
  4. ^ a b 「小河内〈三朝町〉」『角川日本地名大辞典 31 鳥取県』195-196頁。

参考文献 編集

関連項目 編集