高松 太一郎(たかまつ たいちろう)は日本のクチュールデザイナービスポークテーラー

イギリス、ドイツ、オーストリア、イタリアの4カ国を渡り、メンズのテーラリング技術を修得。パリのクチュールメゾンではウィメンズのオートクチュール技術を修得している。

人物 編集

ウィメンズのオートクチュール技術を修得している日本人でも数少ないオートクチュール経験のあるテイラーである。

テーラード技術で唯一無二の服を生み出していく事をモットーに、コンセプト、デザイン、トワル、パターン作成、生地選定、仕上げ縫製まで一貫した服制作を行うのが特徴。世界各国の著名人の衣裳も担当している。

略歴 編集

福岡県福岡市生まれ。東京造形大学卒業。

東京造形大学在学中に渡英し、サヴィル・ロウのメゾンで修行。 その後、プラダにテーラーとして参画。Uomo Collezioneに携わり、北イタリアのテーラリング技術を修得。

2012年にはDolce&Gabbana Sartoria teamにテーラーとして参画。

ACミラン Squadraのufficialeスーツ、サウジアラビア王国の皇族からのオーダースーツの仕立てに携わる。この時期に、ヘッドデザイナーのドメニコ・ドルチェ氏からも指導を受けている。

2018年クリスチャン・ディオール Couture Parisに、オートクチュールのテーラーとして参画。日本エリアのテーラー部門責任者としてオートクチュール服の制作に携わる[1]

2022年独立。  

参加ブランド 編集

  • 2004年 Gieves&Hawks
  • 2008年 ERIMATSUI japan(ウェディングドレス部門デザイナー)
  • 2012年 PRADA(テーラーとして参画)
  • 2015年 Dolce&Gabbana Sartoria team(テーラーとして参画)
  • 2018年 Chrstian Dior Couture Paris(オートクチュールのテーラーとして参画)

展覧会 編集

  • 「東京、青山 テキスタイルの地図」展-スパイラルガーデン[2]
  • ひと花を視る-花ひとを観る服まつろわぬ者-void+[3]

脚注 編集