高梨豊
1935-, 写真家
来歴
編集東京都出身。1957年、日本大学芸術学部卒業後、八木治のスタジオに就職。その後、桑沢デザイン研究所に入り、大辻清司に学ぶ、1961年、卒業。日本デザインセンターに入社。1968年には写真同人誌「プロヴォーク」に参加(1970年の活動休止まで)。1970年、日本デザインセンターを退社、フリーとなる。1980年、東京造形大学助教授、1983年、教授、2000年、客員教授。
受賞歴
編集写真集
編集- 『都市へ』1974年
- 『東京人』1974年
- 『町』1977年
- 『新おくのほそ道』1982年
- 『東京人 1978〜1983』1983年
- 『高倉健写真集 映像25』1983年
- 『都の貌』1989年(アイピーシー) ISBN 4-87198-796-5
- 『面目躍如人 物写真クロニクル 1964~1989』1990年 ISBN 4-582-27721-7
- 『初国』1993年 ISBN 4-582-27727-6
- 『高梨豊 日本の写真家33』 岩波書店 1998年 ISBN 4-00-008375-9
- 『地名論』2000年 ISBN 4-8399-0438-3
- 『ライカな眼』2002年 ISBN 4-8399-0708-0
- 『ノスタルジア』2004年 ISBN 4-582-27756-X
- 『囲市』2007年 ISBN 978-4-87736-116-7
展覧会
編集- 『高梨豊 光のフィールドノート』展(東京国立近代美術館、2009年1月20日~3月8日)
- 最初期の作品から最新作までを紹介する、過去最大の個展。
- 取り上げられたシリーズは、「SOMETHIN' ELSE」、「オツカレサマ」、「東京人」、「都市へ」、「町」、「東京人1978-1983」、「都市のテキスト 新宿」、「初國」、「都の貌」、「next」、「地名論」、「ノスタルジア」、「WINDSCAPE」、「囲市(かこいまち)」、「silver passin'」、の全15シリーズ
- 東京国立近代美術館にとっても、日本人写真家の個展としては最大規模。
- 2月7日14:00-15:30には、同美術館地下1階講堂において、高梨豊と田中純(東京大学大学院准教授)との対談が開催された。