鹿江比賣神社鹿江比売神社)(かえひめじんじゃ)は『延喜式神名帳』に記載される神社(式内社)

概要 編集

『延喜式神名帳』阿波国板野郡に小社(国幣小社)として掲載され、元慶7年(883年)9月5日には従五位上に叙された記録があるが(『日本三代実録』)、現在その論社として以下の2社が挙げられている。なお、祭神は鹿江比売神(命)と見られており、「かえひめ」の訓から草野姫(かやのひめ)と同神とされ(『古事記』には「鹿屋野比売神」、『日本書紀』には「草祖(くさのおや)草野姫」として現れる)、の神とされているが、実際には大麻比古命の子・由布津主命の妹・千鹿江比売命であり、阿波忌部一族の神である[要出典]

参考文献 編集

  • 『式内社調査報告』第23巻南海道、皇學館大學出版部、昭和62年