黒瀧秀久
日本の農業経済学者
人物・来歴 編集
青森県生まれ。1979年東京農業大学農学部農業経済学科卒業。81年同大学院農学研究科農業経済学専攻博士前期課程修了。1984年東京農業大学農学部副手、89年同生産産業学部講師、95年助教授、2005年教授・生物産業学部地域産業経営学科教授。2000年「戦後日本林業における危機の構造と林業再構成の課題」で博士（農業経済学）。専門は、農林経済学、環境経済学[1]。
盗用と絶版 編集
2021年、著書『森の日本史』と『榎本武揚と明治維新』(共に岩波ジュニア新書)に「文章の無断転用」が見つかったため、岩波書店は二著を絶版とした[2]。
著書 編集
- 『日本の林業と森林環境問題』八朔社, 2005.2
- 『弘前藩における山林制度と木材流通構造』北方新社, 2005.8
- 『榎本武揚と明治維新 旧幕臣の描いた近代化』岩波ジュニア新書 2017.12
- 『森の日本史』岩波ジュニア新書、2021
- 監修
- 『生物産業学のフロンティア フィールド研究と地域連携』渡部俊弘共監修, 東京農業大学生物産業学部 編. 三共出版, 2015.3
論文 編集
脚注 編集
- ^ 『森の日本史』
- ^ “謹告（岩波ジュニア新書『森の日本史』『榎本武揚と明治維新』）――”. 岩波書店. 2022年12月28日閲覧。