1993年リトアニア大統領選挙

1993年リトアニア大統領選挙（1993ねんリトアニアだいとうりょうせんきょ、リトアニア語: 1993 m. Lietuvos Respublikos Prezidento rinkimai）は、1993年2月14日に施行されたリトアニアの大統領選挙。

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1993年リトアニア大統領選挙
1993年2月14日
種類:						大統領選挙
職務:						大統領
任期:						1993年 - 1998年
基礎データ
有権者数:						2,586,016
投票数:						2,019,015
							78.07%
有効投票数:						1,984,997
無効票:						34,018
選挙結果
			アルギルダス・ブラザウスカス - リトアニア民主労働党
			得票:				1,212,075
									60.0%
			スタシース・ロゾライティス - 無所属
			得票:				772,922
									38.2%
リトアニア大統領
現職 ヴィータウタス・ランズベルギス（最高会議議長）						選出 アルギルダス・ブラザウスカス リトアニア民主労働党
出典：“Lietuvos Respublikos Prezidento rinkimų įvykusių 1993m. vasario 14 d. duomenys pagal miestų, rajonų rinkimų komisijų protokolus”. Lietuvos Respublikos vyriausioji rinkimų komisija. 2017年2月22日閲覧。“大統領選挙 - 1993年”. 中東欧・旧ソ連諸国の選挙データ. 2017年2月22日閲覧。

概要

ソビエト連邦からの独立後、新憲法を制定して元首である大統領を国民の直接選挙で選出することとなった。

候補者はリトアニア民主労働党のアルギルダス・ブラザウスカス元リトアニア共産党第一書記とサーユーディスのスタシース・ロゾライティス元駐米大使の2名であった。

アメリカ合衆国から帰国しリトアニア国籍となったロゾライティスはサーユーディス支持者の間で着実に支持をのばし、また海外在住のリトアニア人の支援も多く集めた。しかし海外に住むリトアニア人に対する不満や嫉妬がロゾライティス候補に強く、また同じアメリカから帰国した者の中にブラザウスカス候補支持にまわった有力議員がいたことなどからロゾライティス候補の支持は伸び悩み、結果ブラザウスカス候補が選挙で勝利を収め、同年2月25日に大統領に就任した。

選挙制度など

大統領選挙の制度は以下のとおりである。

• 選挙権：18歳以上のリトアニア国民
• 被選挙権：40歳以上のリトアニア国民
• 大統領の任期：5年（1回のみ再選可能）
• 選挙方式：2回投票制。第1回投票で過半数得票を得た候補者がいない場合、上位2名による決選投票を実施。最多得票を得た候補が当選。

選挙結果

投票データ

有権者数	2,586,016人
投票者数	2,019,015人
投票率	78.07%
有効票数	1,984,997票（98.3%）
無効票数	34,018票（1.7%）
出典：“Lietuvos Respublikos Prezidento rinkimų įvykusių 1993m. vasario 14 d. duomenys pagal miestų, rajonų rinkimų komisijų protokolus”. Lietuvos Respublikos vyriausioji rinkimų komisija. 2017年2月22日閲覧。“大統領選挙 - 1993年”. 中東欧・旧ソ連諸国の選挙データ. 2017年2月22日閲覧。

開票結果

候補者	出身党派	得票数	得票率
アルギルダス・ブラザウスカス	リトアニア民主労働党	1,212,075	60.0
スタシース・ロゾライティス	無所属（祖国連合、リトアニア・キリスト教民主党、リトアニア社会民主党による支持）	772,922	38.2
計		1,984,997	100.0
出典：“Lietuvos Respublikos Prezidento rinkimų įvykusių 1993m. vasario 14 d. duomenys pagal miestų, rajonų rinkimų komisijų protokolus”. Lietuvos Respublikos vyriausioji rinkimų komisija. 2017年2月22日閲覧。“大統領選挙 - 1993年”. 中東欧・旧ソ連諸国の選挙データ. 2017年2月22日閲覧。

脚注