4年間の歩哨兵勤務』(よねんかんのほしょうへいきんむ、Der vierjährige Posten)D190は、フランツ・シューベルトが作曲した1幕から構成されるオペラおよびジングシュピールである。『4年間の歩哨生活』とも表記される。作曲当時のシューベルトは18歳であった。

概要 編集

1815年7月に作曲されたシューベルトのオペラで、詳しい作曲の動機は不明だが、当時作曲に没頭していた時期に生み出された若書きの作品である。

オペラは10日間で作曲されたと伝えられ、初演はシューベルトの死後68年を経た1896年9月23日ドレスデンの宮廷歌劇場(現在のゼンパー・オーパー)で行われた。現在はほとんど演奏・上演されない。

序曲と8曲から構成される短いオペラである。

登場人物 編集

人物名 声域
ケイト ソプラノ 農夫の娘
デュバル テノール ケイトの夫
ウォルター バリトン ケイトの父、裁判官
ファイト テノール 農民
フランス軍の大尉 テノール フランス軍
フランス軍の兵士 音声 フランス軍

この他、村人と兵士たちは合唱

台本 編集

  • テオドール・ケルナーによる

あらすじ 編集

舞台は1809年頃におけるドイツの国境の町。

外部リンク 編集