9.45インチ重迫撃砲とは第一次世界大戦でイギリス軍が使用した重迫撃砲である。

ML 9.45 inch Heavy Trench Mortar
9.45インチ重迫撃砲に装填するオーストラリア兵(1916年8月2日、フランス・Pozièresの戦い)
種類 重迫撃砲
原開発国 フランスの旗 フランス
運用史
配備期間 1915 - 1918
配備先 イギリスの旗 イギリス
オーストラリアの旗 オーストラリア
関連戦争・紛争 第一次世界大戦
開発史
開発者 Dumezil-Batignolles
開発期間 1915
製造数 712[1] (UK)
諸元
重量 Mortar & elevating gear 499 lb, + body & bed 987 lb (Mk I)
644 lb, + 1169lb (Mk II - IV)[2]
銃身 51 inch (Mk I)
69 inch (Mk II - IV)[2]
要員数 7

砲弾 HE 152 lb (UK)[2]
口径 240 mm (9.45 inch)
仰角 75° - 45°
旋回角 18° L & R
発射速度 1 round every 6 minutes
初速 475 ft/s (max charge)
有効射程 660 - 2,400 yd (2,200 m)
弾頭 アマトール or アンモナル
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フランスのバティニョール240mm重迫撃砲のライセンス生産品の改良型で、1916年秋に採用された。この迫撃砲は別名フライング・ピッグ(Flying Pig、空飛ぶ豚)と呼ばれていた[3]

隠蔽地下壕(1918年1月30日)
博物館所蔵の砲弾
リー・エンフィールド銃メカニズム

砲弾と推進薬は砲口から装填され、リー・エンフィールド銃のボルトアクションメカニズムを尾部にねじ込まれており、専用の空砲弾を使用して紐を引くことで激発し推進薬に着火して砲弾を打ち出す仕組みになっていた[1]

脚注

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  • Handbook of the M.L. 9.45-In. Trench Mortars. Mks I, II and III. February 1918. War Office, UK. (Covers models in British service)

外部リンク

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