99 Hooker(ナインティナイン・フッカー[1])は、ビデオアーティスト(他にテナー・サックス詩人[2]、環境的即興オーガナイザー[3])。

99 Hooker
出身地 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
マサチューセッツ州
学歴 The New School
ジャンル
職業 ビデオアーティスト詩人
担当楽器 テナー・サクソフォーン
活動期間 1985年 -
レーベル Megaphone・Pax Recordings
共同作業者
  • Happy New Year
  • Generica
  • Rev99
  • モクノアキオ
公式サイト 99hooker official site

略歴・人物

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マサチューセッツ州の大学で哲学を専攻し、特にニーチェについて学ぶ。しばらくサンフランシスコを中心に活動。1994年にロン・アンダーソンとのミクスチャー・ロックトリオバンドHappy New Yearでメガフォン・レコードからデビュー。テナー・サクソフォーンスポークン・ワードで参加する。1996年に、ヘヴィメタル+強烈な反キリストのメッセージを放ったバンド、バイブル・ラウンチャーをTzadikから発表予定であったが、使用されたサンプリングの問題で叶わずラディカル・ハウスからリリースされた。その後、ニューヨークに移り住み、サンプラーとエレクトロニクスを即興演奏していたモクノアキオとのデュオで活動。自主レーベルから数枚CDをリリース。1998・1999年に西海岸のビック・サー実験音楽フェスティバルに出演他、各地のFMラジオなどでも演奏した。この頃から、環境即興というコンセプトを打ち立て、次第にメディア・パフォーマンス色が強くなり、マルチメディア集団Rev.99を立ち上げる。2001年に西海岸のレーベルPaxレコーディングスから、Turn a deaf earを、2002年にボルビドマグースのドナルド・ミラーをはじめビデオアーティストなど多分野にわたるアーティストを集め一発録音した音源を基に編集されたEverything is changed after 7-11を発表。当時アメリカで人気になった『料理の鉄人』に触発され99分でリミックスをするというコンセプトの作品『エンジニアの鉄人』、ブリトニー・スピアーズの音楽やイメージをオブジェクトなども使い即興でマッシュアップする『ブリトニー・スピアーズの解剖』(パフォーマンスは、ダンサーなども取り入れ断続的に行われていた)も収められたが、著作権の問題で後に削除された経緯がある。

参加バンドと作品

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  • The Happy New Year
    • Happy New Year (1994)
    • Live from the Back Part of the Flag (1994)[4]
  • The Dramatics
    • This Is International Telecom (1995)[5]
  • バイブル・ラウンチャー
    • Bible Launcher (1996)
  • 99 Hooker + Akio Mokuno
    • Techzilla (1999)
  • Generica
    • Generica (2004)
  • Rev 99
    • Turn A Deaf Ear (2001)[6]
    • Everything Changed After 7-11 (2002[7])

主な共演者

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脚注

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出典

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  1. ^ 99 フッカー”. E.L.L. on the Web. OOSU PRESS No.311 ニューヨーク特派員報告. エレクトリックレディランド (2018年5月13日). 2024年7月6日閲覧。
  2. ^ etc_admin_1 (2011年6月17日). “99 Hooker”. www.experimentaltvcenter.org. 2018年6月27日閲覧。
  3. ^ 99Hooker” (英語). Discogs. 2018年6月27日閲覧。
  4. ^ 99 Hooker | Credits | AllMusic”. AllMusic. 2018年6月27日閲覧。
  5. ^ The Dramatics (2) - This Is International Telecom” (英語). Discogs. 2018年6月27日閲覧。
  6. ^ rev.99* - Turn A Deaf Ear” (英語). Discogs. 2018年6月27日閲覧。
  7. ^ Everything Changed After 7-11 - Rev. 99 | Songs, Reviews, Credits | AllMusic”. AllMusic. 2018年6月27日閲覧。

外部リンク

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