Ch
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- 二重音字
- スペイン語では一般に/tʃ/。近年までスペイン語でひとつの字母として扱われていた。小文字は「ch」で、名称はche(チェ)。
- 英語では一般に/tʃ/。直前の母音が短音のときは tch となることがある。
- フランス語・ポルトガル語では/ʃ/。
- ラテン語、フランス語、英語でギリシア系の語の χ の翻字として用い、発音は /k/ (character, Christ)を表す。
- ドイツ語では、a, o, u, auの後で/x/, そのほかでは/ç/。ただしsの前では/k/。sch(三重音字)、tsch(四重音字)については、それぞれの項目を参照のこと。
- ポーランド語では/x/。
- イタリア語とルーマニア語では、cと後続の母音をhが分ける働きを持つ。cのあとに e や i が直接続くと/tʃ/であるが、hを挟むと、cは/k/のままとなる。
- 日本語のヘボン式ローマ字表記では/tʃ/に近い「チ」および「チャ」「チュ」「チョ」の子音(/tɕ/)に使う。
- 朝鮮語のローマ字表記である文化観光部2000年式では初声のㅊ(/tɕʰ/)に割り当てている。マッキューン=ライシャワー式では初声のㅈが無声で(/tɕ/)と発音される場合にも用いる。