Compressor(コンプレッサ)は、ビデオとオーディオのエンコーディングを行うmacOS用のアプリケーションである。Final Cut Proでのエンコーディングに使用される。

Compressor
開発元 Apple
最新版
4.7 / 2023年11月30日 (4か月前) (2023-11-30)[1]
対応OS macOS Ventura 13.5以降
種別 ビデオエンコーダ
ライセンス プロプライエタリ
公式サイト apple.com/finalcutpro/compressor
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歴史 編集

このアプリケーションはFinal Cut ProSoundtrack ProMotion、DVD Studio Proの一部であった。これらのアプリケーションの開発終了によって、Final Cut StudioとLogic Studioの一部となった。

Final Cut Pro XとMotion 5のリリースに伴い、Compressorはバージョン4にアップデートされ、Mac App Storeにてそれらのアプリケーションとは別々に販売されるようになった。

2020年11月12日にリリースされたバージョン4.5から、Apple M1に対応しパフォーマンスと効率が向上した[2]

機能 編集

Compressorは MPEG-1MPEG-2、MOV、MPEG-4 (Simple Profile)、H.264HEVCファイルなどの動画ファイルやAIFF、WAV、CAFなどの音声ファイルの変換ができる。またDVDBlu-rayディスクを作成したり、NTSCPALの相互変換も可能である。

Compressorには分散エンコーディングの機能を備えており、同一ネットワーク上の他のMacにCompressorをインストールしておけば、追加のソフトウェアを用いずともエンコーディングタスクを複数のMacに分散して高速化することができる。分散エンコーディング機能はMac1台では実現不可能な高精度な処理も可能である。

引用 編集

  1. ^ http://support.apple.com/kb/HT4590
  2. ^ Compressor”. Mac App Store. 2020年11月13日閲覧。

外部リンク 編集