G'MICは、フリーかつオープンソースの画像処理フレームワークである。これは、複雑なマクロの作成が可能なスクリプト言語を定義している。元々、コマンドラインインターフェースを通してのみ使用可能であったが、現在ではGIMPプラグインとして利用できる[1]。また、G'MICは、Kritaによってもサポートされている。G'MICはCeCILLライセンスの元でライセンスされている。

G'MIC
リポジトリ ウィキデータを編集
対応OS クロスプラットフォーム
種別 画像加工
ライセンス CeCILL
公式サイト gmic.eu
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概要

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コマンドライン

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G'MICは、主としてシェルから呼び出せるスクリプト言語である。例えば、画像を表示するには:

gmic image.jpg

このコマンドはファイルimage.jpgに含む画像を表示し、値の吟味中に拡大することが可能である。

G'MICは、複数のフィルターを順々に適用することが可能である。例えば、画像をクロップしてリサイズするには:

gmic image.jpg -crop 0,0,250,250 -resize 50%,50%

GIMPプラグイン

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G'MICは最も人気なGIMPプラグインの一つである[2]。これは数百の異なったフィルターを含んでおり、それぞれプレビュー及び設定パラメータが提供されている。

G'MICオンライン

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Gimpプラグインで利用可能なフィルタの大部分は、オンラインでも利用可能となっている。

ZArtはWebカメラの画像をリアルタイムで加工するためのGUIである。

libgmic

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LibgmicはサードパーティアプリケーションにリンクされるC++ライブラリである。

出典

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  1. ^ G'MIC: the world’s most flexible image processor?”. Betanews. 2018年2月3日閲覧。
  2. ^ G'MIC: An incredibly powerful filtering system for GIMP”. TechRepublic. 2014年11月20日閲覧。