G-EGGS

日本のプロレスのユニット

G-EGGS(ジーエッグス)は、かつて新日本プロレスで活動していたプロレスラーユニット

概要 編集

2000年4月、永田裕志中西学吉江豊福田雅一により結成された。同月19日に福田がリング禍より死亡すると、その後に福田の遺志を継いだブライアン・ジョンストンが加入した。

由来は長州力が4人をまとめてあらわした「格闘たまご」で、あまりにも語感が悪いため永田が横文字にしたもの。チームマークはひびの入った卵で、Tシャツが作られるたびに、ヒビが多くなり、怪獣のような手足が中から出てくるという工夫が見られた。

2001年7月、「たまごのカラは自分で破ろう」と解散した。

のちに語られた逸話によると、永田が中西超えを果たすために後輩に「vs中西」を呼びかけたことが結成経緯だったという[1]。ただし当時の現場監督である長州からダメ出しされ、インパクトのため「中西を入れろ」と忠告され路線を変更[1]。後述する色別のシャツも売り上げをメンバー内で競わせるためであり、中西のものがダントツに売れるなど現実を見せられたと著述している。ケンドー・カシンを入れる案もあったが「ニシオ(中西)となんか一緒にやれない」と当人から断られている[2]

メンバー 編集

メンバーごとに担当カラーがあてがわれ、Tシャツもカラー別であった。

サポートメンバー 編集

タイトル歴 編集

新日本プロレス

関連作品 編集

ビデオ
  • 新日本プロレス 闘魂Vスペシャル 特別編 殻を破った男達! G-EGGS〜永田,中西,カシン,吉江特集(2000年7月、ヴァリス)

脚注・出典 編集

  1. ^ a b 天山広吉、小島聡、永田裕志、中西学『第三世代 リングの記憶』(2020年、竹書房)208頁
  2. ^ 天山広吉、小島聡、永田裕志、中西学『第三世代 リングの記憶』(2020年、竹書房)209頁