HidyBoy

ゲームを中心としたCGデザイナー

Hidyboy(ヒッディボーイ)または柳島HiD(やなぎしま ヒッド)は、ゲームを中心としたCGデザイナー。本名は柳島秀行(やなぎしま ひでゆき)。

来歴 編集

グラフィッカーではあるが、以前は企画から制作指揮までをおこなっていたPCゲーム畑の人間であった。

1987年にゲームソフト制作会社マイクロキャビン入社、PCゲーム「サーク」を企画し制作をする。サークの企画時にはデザイナーでありながら自らアセンブラでマップエディタを作成したり、インハウスツールのアドベンチャーゲームツールによるビジュアルシーンも作成してプレゼンをした逸話をもつ。また、プログラムと音楽以外のほとんどを手掛けていたらしく、制作時には会社に住んでいたという逸話もある。

サークの制作後は「フレイの大冒険」を企画するが、社命により断念し「サークII」を制作することになる。その後に外伝となる「ガゼルの塔」ではビジュアルシーンのみを担当。その後に当時としては珍しい3Dタイプのアクションゲームエルムナイト」を制作する。ここでも2時間30分を超えるビジュアルシーンを作成した。

3DCGへは1992年「Shade」というソフトウェアから入り、「ソードアンドソーサリー」のムービーパートから「Softimage3D」使用し始める。以降「紺碧の艦隊」(販売は別会社)「ソードアンドソーサリー」「リグロードサーガ」等で3DCGのムービーパートを中心に制作に参加するが、3DCG制作に専念するために退職フリーとなる。

現在では「Softomage XSI」をメインツールとして使用している。当初より"バーチャルアクトレス"の制作を目標に掲げ、人体モデルを研究をおこなっていた。

2001年には三重県から東京都へ移住しゲームソフト制作会社(株)カプコン入社。9年間に渡り鬼武者等の主にコンシューマ関連のゲームキャラクターデザインとモデル制作を担当。モンスターハンター・フロンティアではパッケージ画像の制作もおこなっていた。フリーランスとして活動するため2010年退職。

フリーランスとして大手ゲーム関連のパブ用画像の制作やパチンコ向けのモデル制作、映像を制作をおこなう。映像関連では荒牧伸志氏が監督するスターシップ・トゥルーパーズ インベイジョンでキャラクターモデラーとして参加している。

2014年Softimageの制作終了に伴いMayaにメインツールを移行する。移行を機にゲームソフト制作会社(株)スクウェア・エニックスのヴィジュアルワークスに入社。無論、入社する際の理由はMaya修行であったという。主に映像とパブ関連のデザインとモデル制作を担当していた。2018年退職。

現在フリーランスで活動中。

主な作品 編集

マイクロキャビン在籍時 編集

フリーランス1期 編集

  • アゴスト・スーパーグラフィックスへの執筆
  • 月刊GraphicsWorld(執筆、表紙制作)
  • 月刊CGWorldへの多数執筆
  • CRデンデンデン(モデル制作、グラフィックス)
  • CRぱちんこウルトラセブン(モデル制作)
  • TASCHEN デジタルビューティー執筆

(株)カプコン在籍時 編集

フリーランス2期 編集

(株)スクウェア・エニックス在籍時 編集

  • FF14 映像向けモデル制作(キャラクターモデル制作)
  • FF14 海外パッケージ用モデル制作(キャラクターモデル制作)。
  • FFBE 映像向けモデル制作(キャラクターモデル制作)
  • JUST CAUSE3 映像向けモデル制作(キャラクターモデル制作)
  • FF7リメイク 映像向けモデル制作(キャラクターモデル制作)
  • ガンスリンガーストラトス 映像向けモデル制作(キャラクターモデル制作)
  • Visual Works Character Prototype 映像向けモデル制作(デザイン、キャラクターモデル制作)
  • ディシディア ファイナルファンタジー 映像向けモデル制作(キャラクターモデル制作)
  • USJファイナルファンタジー XRライド 映像向けデザイン(キャラクター&プロップデザイン)

ホームページ 編集