JR貨物42A形コンテナ
JR貨物42A形コンテナ(JRかもつ42Aがたコンテナ)は、日本貨物鉄道(JR貨物)が1989年(平成元年)より運用している、30 ftウィングコンテナである。
JR貨物42A形コンテナ | |
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基本情報 | |
種別 | 有蓋コンテナ |
所有者 | 日本貨物鉄道(JR貨物) |
製造メーカー | 日通商事(一光) |
製造年 | 1989年 |
製造数 | 1個 |
主要諸元 | |
外面色 | 青22号+銀色+青帯 |
全長(内寸法) | 9,125 mm |
全幅(内寸法) | 2,438 mm |
全高(内寸法) | 2,500 mm |
荷重 | 12.2 t |
内容積 | 42.2 m3 |
自重 | 5.3 t |
扉位置 | 両側側面(ウィング) |
概要
編集42A形コンテナは、日本貨物鉄道(JR貨物)が1989年(平成元年)に1個のみを日通商事(一光)にて試作したセミウィングルーフコンテナである。JR貨物としては初採用のウィングルーフコンテナであるが、日本初のウィングルーフコンテナはU28A形(フルウィング)である[1]。
そのウィング部開閉は、外部より供給される電源を利用してコンテナ内部にあるモータ駆動の油圧シリンダー動作により行われる[2]。またトップリフターを使用することを前提に開発されたためフォークポケットがない[1]。
形式番号の数字部位 「 42 」は、コンテナの容積を元に決定される。本形式内容積は42.2 m3であるため少数1位を四捨五入して「 42 」である。また形式末尾のアルファベット一桁部位 「 A 」は、開発順記号である[3]。
脚注
編集参考文献
編集- 鉄道図書刊行会『鉄道ピクトリアル新車年鑑1990年版』(初版)鉄道図書刊行会、1990年10月10日。
- 貨車技術発達史編纂委員会『日本の貨車-技術発達史-』(初版)日本鉄道車輌工業会、2008年3月1日。