UT03C形コンテナ(UT03Cがたコンテナ)は、日本貨物鉄道(JR貨物)輸送用として籍を編入している、20 ft形の私有コンテナタンクコンテナ)である。2007年(平成19年)4月現在、8個在籍している。

概要 編集

本形式の数字部位 「 3 」は、コンテナの容積を元に決定される。このコンテナ容積3 ㎥の算出は、厳密には端数を四捨五入計算の為に、内容積が2.5 - 3.4 ㎥の間に属するコンテナが対象となる[1]。また形式末尾のアルファベット一桁部位 「 C 」は、コンテナの使用用途(主たる目的)が 「 危険品の輸送 」を表す記号として付与されている[2]

特記事項 編集

番台毎の概要 編集

5000番台 編集

5001
日本陸運産業が所有する臭素専用コンテナ。
5002 - 5003
所有者・専用種別不明。
5004 - 5010
東ソー物流(旧・東洋港運)が所有し、東ソーが借受ける臭素専用コンテナ。総重量は13.5 t

脚注 編集

出典 編集

参考文献 編集

  • 貨車技術発達史編纂委員会(編著)『日本の貨車 技術発達史 明治5(1872)年〜平成16(2004)年』社団法人日本鉄道車輌工業会、2008年3月。全国書誌番号:21465967 
※参考白黒写真掲載ページ → ---項。

外部サイト 編集

関連項目 編集