LEDE(Linux Embedded Development Environment)は過去に存在したLinuxディストリビューションの一つ。

解説

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OpenWrtのプロジェクト運営が閉鎖的なことに不満を持った開発者たちが2016年に結成したプロジェクトでOpenWrtのフォーク。OpenWrtと同じく主にwifiルータを対象とした組み込みLinuxで自由度の高い設定を可能にする[1]

 2018年にOpenWrt側が譲歩してプロジェクト運営にLEDE側の要求を取り入れる代わりに統合後の名称をOpenWrtとすることで両者が合意し、LEDEとOpenWrtが再統合した。LEDEの成果はOpenWrtにマージされLEDEは終了した[2]

脚注

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  1. ^ About the LEDE project”. 2017年2月27日時点のオリジナルよりアーカイブ。2017年2月27日閲覧。
  2. ^ About the OpenWrt/LEDE project”. 2024年7月6日閲覧。