MDR交響楽団
MDR交響楽団(ドイツ語: MDR Sinfonieorchester)は、ドイツ連邦共和国ザクセン州ライプツィヒに本拠を置く中部ドイツ放送 (MDR) 所属オーケストラである。日本語で「中部ドイツ放送交響楽団」ともいう。
MDR交響楽団 | |
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基本情報 | |
出身地 |
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ジャンル | クラシック音楽 |
活動期間 | 1923年 - |
公式サイト | 公式HP |
沿革編集
以前は「ライプツィヒ放送交響楽団」と称していた。ライプツィヒ放送交響楽団の創立は1923年である。
ドイツ再統一に伴う放送局の再編によって中部ドイツ放送協会が誕生したのを機に、「ライプツィヒ放送フィルハーモニー管弦楽団」がライプツィヒ放送交響楽団へと合併される形で1992年に再編され、現在の名称になった[1]。
指揮者編集
ライプツィヒ放送交響楽団時代からの歴代の指揮者として、カール・シューリヒト(1931~1933年)、ヘルマン・アーベントロート(1949~1956年)、ヘルベルト・ケーゲル(1953~1977年)、ヴォルフ=ディーター・ハウシルト(1978~1985年)、マックス・ポンマー(1987~1991年)、ダニエル・ナザレス(1992~1996年)、ファビオ・ルイージ(1996~2007年)、準・メルクル(2007~2012年)[1]、クリスティアン・ヤルヴィ(2012~2018年)[2]、デニス・ラッセル・デイヴィス(2020年~ )[3]らがいる。
録音編集
レコーディングは、アーベントロート指揮でドイツ・シャルプラッテン・レーベルに多く存在する。最近ではルイージとのマーラー交響曲シリーズなどがある。
脚注編集
出典編集
- ^ a b 世界のオーケストラ(2)下 ~英、露、パン・ヨーロピアン 編~ 2017, p. 68-70「13.中部ドイツ放送交響楽団(旧ライプツィヒ放送交響楽団)」.
- ^ 世界の名門オーケストラ 2020, p. 110 MDR交響楽団.
- ^ “BIOGRAFIE Dennis Russell Davies” (ドイツ語). MDR KLASSIK. Konzerte. 2023年5月21日閲覧。
参考文献編集
- 上地 隆裕著『世界のオーケストラ(2)下 ~英、露、パン・ヨーロピアン 編~』株式会社 芸術現代社、2017年。ISBN 978-4-87463-207-9。
- ONTOMO MOOK『世界の名門オーケストラ』音楽之友社、2020年。