MP-446
MP-446またはMP-446 "VIKING"は、ロシアのイジェフスク機械工場で開発された自動拳銃である。
MP-446 ヴァイキング | |
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MP-446と弾倉 | |
種類 | 自動拳銃 |
原開発国 | ロシア |
開発史 | |
開発者 | イジェフスク機械工場 |
開発期間 | 1998年 - 2000年[1] |
製造業者 |
イジェフスク機械工場 (2001年-2013年) カラシニコフ・コンツェルン (2013年-現在) |
製造期間 | 2001年 - 現在[1] |
諸元 | |
重量 | 830 g (29 oz) |
全長 | 196 mm (7.7 in) |
銃身長 | 112.8 mm (4.4 in) |
全幅 | 38 mm (1.5 in) |
全高 | 142 mm (5.6 in) |
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弾丸 | 9x19mmパラベラム弾 |
作動方式 | ショートリコイル |
装填方式 | 10/18発[2](箱型弾倉) |
概要
編集MP-446はロシア連邦軍の制式拳銃であるMP-443をベースとして開発された拳銃であり、主に民間市場向けに販売されている。
作動方式などは原型となったMP-443を踏襲しているが、フレームの材質にはポリマー素材を採用し、バレルは高威力かつ高貫通力の軍用弾薬(7N21弾)を発射できないものに変更されているなど差異もある。
バリエーション
編集- MP-446 ヴァイキング(Viking)
- 基本形
- MP-446C ヴァイキング
- 国際的な射撃連盟の一つ、IPSC(International Plactical Shooting Confederation)の規定に基づき改良された射撃競技仕様。2003年にはロシア製拳銃として初めてIPSC競技での使用を承認された。通常のMP-446と比較して射撃精度が向上しているほか、トリガープルの調整機能やアジャスタブルサイトなども追加されている。また、120mmのバレルを搭載した仕様も存在する。
- MP-446C ヴァイキング-M
- MP-446C ヴァイキングの発展型。銃身の設計変更により5万発の射撃に耐久し得るとしている。他にもピカティニーレールの追加やグリップの形状変更など、複数の改良が施されている。[3]
配備国
編集脚注
編集- ^ a b c d Дмитрий Беляев. "Шаги к успеху". Экспериментальные и опытные разработки ижевских оружейников на выставке в Музейно-выставочном комплексе стрелкового оружия им. М. Т. Калашникова в Ижевске // журнал «Калашников. Оружие, боеприпасы, снаряжение». № 5, 2012. стр.62-66
- ^ 初期型は17発
- ^ “Концерн «Калашников» представил новый пистолет”. 2020年2月29日閲覧。
- ^ a b Указ президента Республики Беларусь № 183 от 30 апреля 2015 г. "О вопросах республиканского государственно-общественного объединения «Белорусское физкультурно-спортивное общество «Динамо»"
- ^ Галина Валеева. Ещё раз о пистолете Ярыгина // журнал «Калашников. Оружие, боеприпасы, снаряжение», № 1, 2013. стр.52-54