Mesa 3D はOpenGL, OpenGL ES, Vulkan, OpenCLなどのグラフィックAPIのオープンソース実装である

Mesa 3D
作者 ブライアン・ポール英語版
初版 1993年8月24日 (30年前) (1993-08-24)
最新版
24.0.6 / 2024年4月24日 (12日前) (2024-04-24)[1]
リポジトリ ウィキデータを編集
プログラミング
言語
C++, C, アセンブリ言語
対応OS クロスプラットフォーム (BSDs, Haiku, Linuxなど)
サポート状況 開発中
種別 グラフィックスライブラリ英語版
ライセンス MIT License
公式サイト https://www.mesa3d.org/
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OpenGL の実装として公式に認められていないが、APIの構造や構文やセマンティクスは OpenGL のものである。

新しい Gallium3D アーキテクチャはまもなく[いつ?] Mesa 3D を置き換え、より新しいバージョンの OpenGL への互換性、つまり最近のカードの機能や簡易化したドライバのアーキテクチャを追加することになっている。

特徴 編集

  • 2007年現在の構成では、ほとんどあらゆるプラットフォーム上でコンパイルし利用できる。
  • ライセンスの問題により、OpenGL の実装であるとは公式には認められていないが、Mesa 3D の作者は OpenGL の最新の標準に追随するようAPIを保守し続けている。
  • Mesa 3D はいくつかのグラフィックアクセラレータをサポートしているが、ソフトウェアのみのレンダラーとしてもコンパイル可能である。また、フリーでオープンソースであるため、OpenGL 互換レンダラーがどうなっているかを学ぶのに適している。
  • OpenGL アプリケーションのデバッグの際、Mesa 3D と普通のデバッガを使うことでバグを見つけやすくなることがある。
  • IntelとAMDは自社のGPU用の対応のためにMesaを公式にサポートしている

脚注 編集

  1. ^ Mesa 24.0.6 Release Notes / 2024-04-24”. Mesa 3D. 2024年5月6日閲覧。

外部リンク 編集