NGC 5189

はえ座の惑星状星雲

NGC 5189は、はえ座にある惑星状星雲である。1826年7月1日にジェームズ・ダンロップが発見し、Δ252として星表に掲載した[2]。長年の間、1960年代になっても、この星雲は、明るい輝線星雲であると考えられていた。そのスペクトルに基づき、NGC 5189を惑星状星雲と最初に記述したのは、1967年のカール・ゴードン・ヘンアイズ英語版であった。

NGC 5189
2012年7月6日にハッブル宇宙望遠鏡で撮影されたNGC 5189
2012年7月6日にハッブル宇宙望遠鏡で撮影されたNGC 5189
星座 はえ座
見かけの等級 (mv) 14.5[1]
視直径 2.333' x 2.333'[1]
位置
元期:J2000.0[1]
赤経 (RA, α)  13h 33m 32.86s[1]
赤緯 (Dec, δ) −65° 58′ 27.1″[1]
赤方偏移 -0.000027[1]
視線速度 (Rv) -8 km/s[1]
物理的性質
半径 ~1 光年
他のカタログでの名称
Gum 47[1],
HD 117622[1],
IC 4274[1],
Hen 2-94[1]
Template (ノート 解説) ■Project

望遠鏡で観測すると、この星雲は対称性を持ち、S字を含むように見え、棒渦巻銀河を想起させる。地球からは、約1780光年離れていると推定される。

出典 編集

  1. ^ a b c d e f g h i j k SIMBAD Astronomical Database”. Results for NGC 5189. 2015年12月24日閲覧。
  2. ^ Classic Deep-Sky and Double Stars : NGC 5189 (Mus)”. Southern Astronomical Delights. 2015年12月24日閲覧。

外部リンク 編集

座標:   13h 33m 32.97s, −65° 58′ 26.7″